2016年6月1日水曜日

クルンテープ -タイ9日目-


行動を共にしていた2人は今日チェンマイに発ちました。僕もチェンマイは行こうかなーとも思ったんですけど、結局チェンマイはやめました。なぜかというと、完全な寄り道になるというか、単純往復になるんですよね。トレッキングが有名らしいんですけどどれもこれもお金がかかるし、しなけりゃただの静かめな観光都市やし…
タイの国鉄に日本のブルートレインが譲渡されてて(まあブルーだったところは紫に塗りたくられてますが)、バンコク-チェンマイ間を走ったりもしてるらしいんですが、まあでもそいつは大学進学後にけっこう乗ったからなあ…、。いい部屋は乗ってないので乗るのもアリでしたが、なんせバックパッカー、一等車に乗ってゆうゆうチェンマイ行くようなご身分でもございません。帰国後ヒマとカネが出来た時、まだ走ってればまた乗りにゆくのもアリですね。まだ走ってればですが。
ミャンマーに抜けるのに近いっていうメリットもあったんですが、昨日書いた通りミャンマー行くのもやめましたしねえ。アジアにあんまり興味ないのがバレバレですね。そう、アジアにあんまり惹かれない自分がいるんですよ。残念ながら。ということでチェンマイやミャンマーに単純往復するでもなく、バンコクにとどまっております。現在9日目。宿を変えながらですが、まあまあいますねえ。なにもしてませんが、だんだん今後どうなるかは見えてきました。


タイの国鉄を調べてた時に、バンコクのターミナル駅「フワランポーン駅」の現地での正式名称は「クルンテープ駅」という…という記述を読み、ひっかかりました。クルンテープ、これは遠い中学時代に、それはそれはしょっちゅう聞いた響きなのです。




クルンテープマハナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラアユッタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーンアワターンサティット・サッカタットティヤウィサヌカムプラスィット







……これは、バンコクの正式名称です。タイの首都の正式名称はクルンテープマハナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラアユッタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーンアワターンサティット・サッカタットティヤウィサヌカムプラスィットなんですって。中高時代に部活を一緒にやってた親しい友人に、こういう雑学をどこからか引っ張り出してきては暗誦するタイプのペダn…博識なヤツがいまして(まあそいつは今でも相も変わらずこのブログのコメント欄に、毎日いらんこと言いに来てるんですが)、一時期「クルンテープマハナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラアユッタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーンアワターンサティット・サッカタットティヤウィサヌカムプラスィット」を聞かない日はなかったぐらい聞かされたのでアタマの奥底に残ってたんですね。刷り込みですね、おそろしい。そんなこと言っといて僕が覚えれたのは「クルンテープマハナコーン…」ぐらいまででしたけど。でも、バンコクに着いて早10日が経とうとしている今、やっと思い出しました。自分が今いるこの街こそが、在りし日に聞いたあのクルンテープマハナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラアユッタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーンアワターンサティット・サッカタットティヤウィサヌカムプラスィットであるということを。今たまたま井上陽水の少年時代を聴いてるんですが、エモくて仕方ないですね。旅をしていると自分が立っている場所が、案外遠い昔に思い浮かべた場所であることがふと思い出されたりして、この瞬間のたまらなさに勝てるものはないな、と感じます。今の僕は「エモい」とか「たまらない」とか語彙力不足が顕著などうしようもない凡人であるがゆえに、特別な存在っぽかった昔はこうしてより特別な存在だったことにされていくんですねえ。昔はよかった(遠い目)

、、、あとで心から昔はよかったと思えるように!今ほど特別な時間はないですから、ひとときひとときを大事にやっていきたいもんです。旅してる実感をそろそろ取り戻さなくては!前が向けました。この至れり尽くせりの宿にずっといても僕の人生は何も変わりそうにないので、明日は宿を変えます。たぶん。
いちおう今日のばんごはんですが
セブンイレブンのハンバーグステーキウィズジャパニーズライス!
開けたところ
ハンバーグ、100%で埋まってます。ちょっとめり込んでるとかじゃない。100%で埋まってます。ごはん面とハンバーグ面が完全なフラットを成してます。(味は普通にうまかった)


ということで、今日はこの辺で。明日こそは動く予定なので、動く準備とかをしながら、遠い昔に聴いていた唄をひさしぶりに聴きながら、クルンテープマハナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラアユッタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーンアワターンサティット・サッカタットティヤウィサヌカムプラスィットの夜は更けてゆくのでありました。



5 件のコメント:

  1. 現地の人は「クルンテープ」と呼んでるらしいんですが、そうなんですか?
    あと、日本語とタイ語で「バンコク」の意味が違うから伝わらないみたいな話も聞いたんですけど、本当ですか?

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    1. 街じゅうにBangkokって書いてあるし伝わってるよ、たぶん。現地の人がどう呼んでるかは確認できんかったけど。。

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  2. 今朝の高知新聞「海外の話題」から転載しましょう。以下転載。

    タイの首都バンコク近郊に暮らす男性(38)が自宅トイレで用を足そうとしゃがんだ際、排水管を伝ってきた体長3mのニシキヘビが局部にかみついた。男性は妻の助けを受けてヘビの口をこじ開け、病院に。大量に出血したが、良好に回復しているという。英メディアが報じた。
    「すごい力で引っ張られた。局部をちぎられるかと思ったよ。」と男性。近く様式便器に取り換える予定という。ヘビは野生に返された。

    以上転載。
    気をつけましょうね。

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    1. まだ、その辺に居るかもしれませんので、局部には、くれぐれもご注意ください!

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    2. その3mのニシキヘビがバンコク近郊で野生に返されたのが一番怖いですね...。

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