2016年6月3日金曜日

タイ鉄道の国際列車 -タイ11日目-


遅く起きて民宿日出をチェックアウト、バスに乗って駅に行く…前に腹ごしらえです。民宿日出のもう一ついいところとして、近くに大型スーパーが2軒、向かい合わせで立地しているという点が大きいです。
ペッパーランチとか
やよい軒まであります!
やよい軒についてはちょっと日本のとは雰囲気が違ってますね。タイでは少し高価格帯なのを意識してか高級感アリめなつくりになってます。吉野家パターンですね。日本ではサラリーマンと学生の味方って顔しておいて海外では威張り散らしております。
でもこれらは価格帯がちょっと上すぎるので(ペッパーランチ食いたくて仕方ないですが)、僕が入ったのはこちら。
8番ラーメン
この店、日本ではどこか(たぶん金沢)のローカルなチェーンらしいんですが、こっちにめちゃくちゃあります。向かい合わせの大型スーパー2軒両方ともに入ってるぐらいです。
豚骨醤油ラーメン
おねだん88バーツなり。文句無しで日本のラーメンでした。期待を大幅に上回る味で大満足です。日本円で300円切ってますからね。素晴らしい。
再びのフワランポーン駅
ででーん
ばばーん
じゃじゃーん
行先表示の通り、これから行くのはバタワースという街です。端的に言うとペナン島の対岸の街です。そうです。マレーシアです。マレーシアに行きたいと思います。
きっぷ、1120バーツ
この国際列車は1日1本のみの運転で、3等車はないようです。一番安い2等寝台の上段を取ったんですが、ご覧の通り日中は寝台は出て来ず、イスに座って行くようですね。車掌さんにきいたところ、18時ぐらいにベッドを出すそうです。14:45発車なので3時間以上ありますが、ひろびろ快適なので問題ありません。定刻に発車、しばらく街中を抜け、やはり街の裏側の顔が垣間見え、景色が郊外になったところでいつも通り車内を歩き回ってみますです。
ほとんどの車両がこちらの二等寝台
一両だけ謎にグリーンな座席車
最後尾一両のみの一等客室(これは空き部屋)
最後尾
食堂車(夜撮り直した)

二等車は韓国製
一等車は韓国生は韓国製でもヒュンダイ製
ヒュンダイって列車も作ってたんですね。。。
列車は郊外でもしょっちゅう停車しながらお客さんを拾って、やがて南へ向かい疾走しだします。タイ国鉄、線路の状態が悪く脱線が頻発すると聞いてたんですが、乗り心地自体は普通に良いですね。
やっぱり鉄道旅なんですよ。やっぱり。バスは物理的にも縛られてる感覚がすごく強くて、いや安ければ乗ればいいんですけど、特に海外はサービスが悪くて奴隷になった気分になる時あるんですよね。時には炎天下1時間待たされ、狭いバンに突っ込まれ、向こうのタイミングで降ろされ休憩させられ…。鉄道なら車内を歩きたいだけ歩けばいいし、よほどの物以外なら気遣いなく飲み食い出来るし、車窓も好きに選べますからね。そして何と言っても揺れ方が一定で寝やすい!
そんなことを考えながら、デッキのドアから夕日を見てますと(客車内はエアコンが効きすぎているので)、車掌さんがベッドを下ろしにやってきてくれました。六角レンチ的な棒を一捻りで、
こう降りてきます
ベッドメイキングまでやってくれて、あとは寝るだけです。JRよりサービスが上なんじゃないか?

ばんごはんは、車内で弁当買っても量少ないやろしってことでフワランポーン駅前のセブンで弁当買ってきておきました。車内販売のメシと足したらいい感じの量になるかな、とおもいきや、日没以降車内販売がパタッと無くなってしまい、これだけになりました。………


いやしかし、寝ている間も旅が進んでいるという事実が清々しく寝かせてくれるように思います。起きたら国境ですかね…。ちょっと久しぶりに一人旅に戻り、旅してる感覚が戻ってきてゾクゾクする1日でした。そしてバイバイタイランド。

2 件のコメント:

  1. 八番ラーメン、88バーツって末広がりで縁起がよさそうですね

    返信削除
    返信
    1. 8はいい数字よね。タイでどうかは知らんけど。

      削除