2016年5月5日木曜日

線路と暮らす人々 -ベトナム2日目-


車やバイクのひっきりなしのクラクションに起こされました。ハノイは本当にすーぐクラクションを鳴らす。しかも全然秩序がない往来の中で繰り出されるクラクションの意味といったらもうほとんどが「俺を先に行かせてくれ」ていう身勝手なものばかり。まあ中国も大都市しか寄ってないし、発展途上国の発展途上な都市はどこもこんなものかもしれませんが。
それはそうと、泊まった約350円の安宿、朝食がつきました。といってもさすがに簡単なもので、目玉焼き、小ぶりのトマトが4きれ、フランスパン。上等ですよね。これを屋上で食わせてくれます。まあ素敵。

さて今日はハノイ観光日、といってもお金は使いたくないのでひたすら歩き回ります。
まずは市内最中心ホワンキエム湖に浮かぶお寺、ここはお金かかっちゃいました(30000ドン)。玉山祠といいます。昨日上げた写真にも写ってましたね。小さなお寺でしたが湖に浮かんでるので風も気持ち良く、眺めもなかなかでした。
そのあと今晩の宿にチェックイン。(昨日のとこは朝飯も出たし悪くなかったもののシャワーがあまりきれいでなくお湯が出なかったので同価格帯の別の宿にトライ。)シャワーが綺麗そうなとこを選びましたがベッドが硬そうであります。これはまあ仕方がない。約350円ですから。
もうベトナムまで来るとですね。蒸し暑くて蒸し暑くて仕事にならないんですよ。まず体力がもとからゼロなので。気候だけ取ると地元高知の夏みたいな感じですかね。昨日なんか国境からハノイに来るまでのバスの車窓が手前から水田、非電化単線の線路、水田、奥に山並みっていう画が続いて影野を思い出しました。わかんなかったらいいです。

話が脇の田んぼに逸れましたが、バックパック背負ってちゃ観光も出来たもんじゃないので、荷物を部屋に置いてちょっとだけゆっくりして身も心も軽くなったところで街歩きに再出発。

宿の近くのベトナム鉄道の線路
線路沿いに暮らす人々もいっぱい居ます。なんなら線路沿いの商店まであります。こういうのテンション上がる。列車は滅多に来ないので見れませんでした。

一柱寺
ホーチミン廟(これは裏側らしい)
線路からは結構歩きますが、この辺りは他にも博物館とかが集まり、大きな公園になっていて一大観光地エリアです。今日は公園で軍隊が呑気に訓練してました。体操みたいな。割と楽しそう。

西湖(タイ湖)
西湖という大きな湖もあります。そしてその西湖に浮かぶお寺もまたあるんですね。

鎮国寺
境内
ロケーションは最高ですが、中はあいにく工事とかしてて微妙でした。こんな塔ひとつ取っても、同じ仏教でも違うもんやなあと思います。知らんけど。
お寺はともかく、西湖は沿岸の雰囲気も含めてとってもいいところでした。こういう開けたところが街のそばにあるのって大事よね。ほとりには高級住宅地も多くあるようで、カフェなんかも多かったように思います。まあそもそもがベトナムなので珈琲屋は多いのだけれど。
今日の晩御飯は、
ハノイ名物ブンチャー
ブンチャーはつけ麺的な食べ物のようで、写真左下がフォーの麺だけみたいなやつ、中奥にハンバーグや豚肉焼きが入ったスープ、となりに青パパイヤ(知らんかったけど調べた)、そして大量のお野菜、これらをぜんぶ中手前のおわんで混ぜてからいただく料理です。味のイメージがつかないと思いますが、僕もうまく説明できません。スープは甘酸っぱい、肉はうまみたっぷりで美味しいです。ちなみに写真からは分かりづらいですが、店先の歩道にプラスチックのテーブルと椅子が並べられ、半露店のような感覚で食ってます。こんなスタイルの店は少なくともこの街にはたくさんあって、ハタから見てて衛生的にどうなん?とか思っちゃいますが、やってみりゃ全っ然いけます。むしろこっちのが雰囲気出ていい。ハノイビールもつけて80000ドン。昨日からわざわざビール飲んでるのは贅沢ではなく、水は怖いし、他のソフドリと値段も変わらないからであります。あしからず。(うまーい)
そんなこんなでハノイは金が無いなりに満喫しましたので、明日はハノイを発ち南下します。夜行なので例によってまた次の更新は明後日以降〜


4 件のコメント:

  1. あれ?生のトマト嫌いじゃなかったっけ?

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    1. よくそんなこと覚えてんな...
      昔はね。今でもそんなに好きじゃないけど貴重なビタミン源と思って食べてる。

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  2. 今回の旅行用のASKとか隙間時間でやってみよう

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    1. マトモな質問くれたらもちろんスキマ時間で答えるで

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