2016年7月16日土曜日

ンゴロンゴロ -タンザニア4日目-


AM8:00から朝食です。朝食も同じ感じでなかなか豪勢でしたね。別にパンとコーヒーとフルーツ一切れでええねんけど。
一緒に行くのはブルガリア人二人、アメリカ人、スイス人カップルで僕を入れて6人です。9:30頃に出発。出発後すぐに両替屋に寄り、運転手兼ガイドが両替屋から20分ぐらい出てきません。そしてその間じゅう、車のまわりを取り囲む物売りが僕らに声をかけ続ける地獄。こんなタイミングで土産物なんか買わへんよ…。

AM10:10
エンジントラブル。早い。


AM10:50
まだ直らへん。遅い。

11時頃にようやく直り、動き出しました。幸先わっるいなあ。てかこんなんで一日サファリできるのか??そして今度は国立公園前さいごの街で銀行に寄り、これまた20分ぐらい出てきやがりません。物売りです。そういうビジネスなのか??
なんとかンゴロンゴロ国立公園のゲートまで辿りつき、ガイドが比較的早く手続きを済ませてきたのでいよいよ突入です。もう昼ですが。
ゲート
ゲートにあったンゴロンゴロの模型
こんなとこに援助してる場合なのか…
13:00。外輪山?にあたるところ。
……。

13:00。謎のセンターに降ろされひるごはん
………………。
僕らはずっと外で待たされています。ガイドはなんか手続きに不備があったかなんかで、ずっと中で交渉してやがるわけです。クソッタレ。

14:00過ぎ。
きたーーーーーーーー!
きましたよ。クレーターです。これはすごい。湖の周りの白いのは塩だそうです。湖も塩水なんだとか。流れ出していかないので納得ですね。死海と同じです。たぶん。そして外輪山は雲がかかってますね、どおりで霧深いと思った。ここから約600メートル、穴を降りていきます。

ランドローバーの天井が開き、こんな状態で急坂をおりていく




※寝ているハイエナ




※こちらを見つめる親子のシマウマ

さすがは草食動物の楽園。晴れている午後には肉食動物は寝てるんだそうです。ほんとに草食動物の楽園って感じで、たくさんのシマウマやらヌーやらがクレーターの中でのびのび草を食べたりしてました。

そして...!



こんなに近くにライオン!
うおーーー!これはまあまあラッキーみたいですよ。何匹かで寝てましたが、オスが目を覚ましました。前の車が大きな石を転がして強引にメスも起こそうとしてましたね。絶対あかんやろ。でも全然動じない。さすが百獣の王。
目を覚ましては寝てはを繰り返すライオンの前に何台かの車が並び、長い事ながめてられました。セレンゲティならまあまあいるらしいですが、ンゴロンゴロではラッキーなようです。いやー確かにこんな近くで野生のライオンが観れると思ってなかった。満足満足。
帰りは森林エリアを通って帰ります。ちょっとだけ森林が用意されてたり、よくできてますねえ。

シマウマの楽園

さらばクレーター
周りの人たちは動物に感激してまして、僕だけ動物よりこの風景に食いついてた感じがします。こんな綺麗な景色なのにみんな写真もロクに撮らないで車に戻っちゃう。こんなにすごいのに。サファリはいっぱいあるけどこんな大きなクレーター他にないんやで?僕だけ目に焼き付けて帰ってきましたよ。偉大なる自然。


いやーーーすごかったすごかった。アルーシャに帰り着いたのは21:00でした。まあエンジントラブルの時からもうそんなことになるやろなとは思ってましたよ。だいたいンゴロンゴロで日没を迎えてて18時にアルーシャに着くわけがない。でもンゴロンゴロの日没を見られて満足であります。帰りの車の中ではおしゃべりコロンビア人がずっとしゃべってました。サファリの写真を僕らに見せては、「ライオン。まーーーーーーー遠いの。」「ゾウ。まあーーーーーーー遠いのね。」「ほんでサファリで一番よかった写真がこれ!」と言って自分が野◯ソしてる写真を見せてきましたね。アホやなー。
ばんごはん
宿の隣の上海飯店という中華料理屋で麻婆豆腐を。最高じゃ…。中国人の店員さんもやはり、東アジア人の安心感ったらないです。料理も含めて安心しますねえ。。噂どおりすばらしい。宿に超近いのもいいですね。夜に出歩きたくないのでね。いやーなかなか。なかなかよかった。
宿に戻るとドミトリーのカギが壊れていて、同室の人に開けてもらえと言われました。そこで部屋に行くのですが中に人はおらず。その彼は別室で女の子二人とおしゃべりしていたわけですが、「カギを貸してくれ」というと「名前は?」「部屋番号は?」「どのベッド?」「ベッドの上には何置いてた?」と矢継ぎ早に質問してきます。早く部屋に帰りたいねんけど…と思いつつ答えていくとカギを渡してくれました。女の子たちウケてるし、彼は「今君を疑ってるんだ」とか。なんなんだ…と思いましたが、部屋に帰ってきた彼に話を聞けば路上のガイド(?)とモメた、君もガイドはちゃんとした会社でつけたほうがいい、みたいなことを言われ、足を見せてくれます。傷だらけ。ガチ揉めしてるやん…。アルーシャこわっ…。同室はその傷だらけのイスラエル人、僕、そしてまさかのおしゃべりコロンビア人の3人でした。

明日の朝は6時のバスでアルーシャを出るのでそれまで寝る…わけではなく、溜まっているブログの更新や今後の情報収集をすべく徹夜です。「電気切ろうか?俺はネットで徹夜するけど」というと二人に口を揃えて「情報収集なんてやめたほうがいい、最高のプランはプランを持たないってプランや」と言われました。さすがイスラエル人とコロンビア人のバックパッカーは肝が据わってるわ。そこまでにはまだまだなれない。。。そうなりたいものですが。。。

やーそれにしても、貴重な体験でした。素晴らしい一日。ボツワナのチョベにも行かなくて済むし。風に立つライオンは見られずとも、風に首をもたげるライオンが間近に見れました。二度とない、でしょう。たぶん。ありがとう大自然。
かっこいいなオイ

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