2016年7月24日日曜日

首都ルサカへ -ザンビア2日目-


おひるごはんは揚げたチキンと野菜、ライスでした。
そう。同じようなメニューばっかりなんです。そう。おひるごはんまで特にやることはなかったんです。
昨日の3人でお昼も食べました。この後駅に着いたら解散ですんで、最後ということでビールもいただきました。東アフリカはビールが有名みたいですね。さすがに東南アジアとは違って水よりは高いですが、タンザニアやザンビアのビールが車内にもたくさん売っています。せっかくなのでちょっといただきました。確かに美味いです。


ザンビアは緑が多い
ような気がする

終点ニューカピリムポシ駅に到着
さらばタンザン鉄道

こっち側の駅も大概でかい
なんとまだ15時ぐらい。3時間遅れ、これはもう定時のうちでしょう。すばらしい。人によっては深夜着になって、朝まで駅で過ごしたなんて話もよく見ますからね。今日のうちにこの何もない街から首都・ルサカに移動できそうです。

駅前で「ルサカルサカルサカ、ルサカルサカルサカルサカ、ルサカルサカ…」と言っているおっちゃん捕まえて、ちょっと値切って50クワチャでミニバス(ハイエース)に乗りルサカへ行くことに。
このめっちゃ元気な車掌が
「ルサカルサカルサカ!ルサカルサカルサカルサカ!」と叫びまくります。この時は空いてたし、まだ彼に爆笑してました。しかしほどなくハイエースはカピリムポシの街のバスターミナルに到着。ここで客が揃い次第出発というアフリカンスタンダードなわけですが、小さい街やからかこーれーが全然出発しない。焦っても仕方ないんですがアフリカで夜遅くに街に放り出されるのは一番避けなければならんのでだいぶ困ります。そうこうしてる間にバスターミナルからは大型バスが次々出て行きます。これが正解っぽい。バスターミナルまで歩くか乗り合いタクシーに乗るかして、大型バスに乗り換えるべきなのでした。時すでに遅し、お金を払ってしまったので待ちぼうけです。駅到着後合流できなかった日本人の二人も大型バスに乗っていくのが見えました。ああ…。
30分以上待たされ、走り出したと思ったら1時間後には途中の知らん街で降ろされマイクロバスに乗り換え。マイクロバスが満員になるまで発車しません。……………。ここでも30分か40分。T.I.A.。This Is Africa.「This Is Africa」とはこういう時に使われる言葉のようです。ンゴロンゴロ前夜、翌日の出発予定が遅すぎるよと言う観光人客に対して現地スタッフが言い放ってました。「T.I.A.。This Is Africa.T.I.T.。This Is Tanzania.」その風土は十分わかるが、それはお前が偉そうに言うのか?と思うと面白くなって爆笑したものです。その日のブログのタイトルにもしましたけど一切説明してませんでしたね。
もう何を考えても仕方がないので音楽聞きながら暮れる日を眺めながら、あまり何も考えないように、モノだけスられないように寝ないように…。ザンビアの景色はタンザニアとは少し違いました。道は綺麗でボコボコではないし、市街地には小さい街でもサブウェイとかあるし、実は汽車の中からも見えてましたが大規模農場がたまに見られます。一面同じ色の畑ですね。ここまでのアフリカでは考えられないことなので汽車の中から見た時は大規模農場とにわかに信じられませんでしたが、夕方バスから見ると一面単色黄緑色の上を橋みたいな巨大スプリンクラーが動いてました。アメリカとかオーストラリアの農業としてイメージするようなやつです。つまりですね、ザンビアは資源を持っていることもありますが、南アフリカ共和国にぐっと近づいたということのようです。アフリカの先進国といえば南アフリカ。この影響下に入ると先進国に近づくようです。よって南部アフリカ諸国は東アフリカ諸国より進んでいる、と。その分物価も上がりますが。

もちろんこういう藁?でできた家々の集落も多くある

突然大学が現れたりする

大学前の道。なんんにもない。でも道は綺麗。
ここから2回しか止まらないから、となだめられましたが10回ぐらい止まってました。嘘つきばっかり。ルサカに着いたのは21時でした。はあ…。
ザンビアはだいぶ平和で治安もマシと聞いてたのでいっそ宿まで歩いたろかとも思いましたが街は見るからに真っ暗で強盗に遭いそうな感じ。。。しかもこの国はバイタクがポピュラーではないらしく、高い金払ってタクシーに乗らなければならない。。うーーん。しかも治安の悪い国々では、夜間のタクシー移動も推奨されていません。タクシー強盗ってやつに遭う可能性があるわけですわ。ちょっと殺人事件のニュース見たぐらいで「物騒な世の中やなあ」とか言っちゃいけません。物騒な世の中とはこのことです。タクシーすら信用できないという。
ここまでひたすら抗議した甲斐あって、このマイクロバスの運転手が「いくらか払ってくれればこのバスで宿まで連れてったる」と言ってくれました。いくらか。いくらだと聞いても「まあまず行こう」しか言いません。判断は難しいですが、治安の悪そうなバスターミナルにたまっているタクシー運転手よりは信用がおけるだろうと思いこの話に乗ることに。値段を明かさないということはまあおそらく着いたときに金を多く言うたろっていうだけで、強盗とはつながってなかろうという判断ですね。
結果から言うと1kmの移動で50クワチャ(約550円)と比較的理解できる値段を言われただけですが、そこはもちろんケンカして20クワチャ札と小銭いくらかで済みました。ま、よしとしましょう。

目星をつけてた宿の周りはまっくらでいかにも治安がよろしくなさそうでしたが幸い部屋は全然空いてたのでさっさと寝ました。これ部屋空いてなかったら結構困るとこでしたよ。まあよかったんですかね。


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