ドバイ空港第2ターミナル泊、出来ないことはないですね。スタバのソファでずっと寝てました。
飛行機は9:30発。6:30からチェックインなんですが5:30に冷房寒過ぎて目が覚めてしまい一度外へ。起きたら外はもう明るくなってて、スタバが黒い布とついたてで覆われてました。なるほど。空港は日中も飲食いけるんやな。
小さな第2ターミナルのロビーには飲食店がスタバとコスタコーヒーしかないので、少し価格帯が低そうなコスタコーヒーに移って朝ごはんに紅茶とチーズオムレツクロワッサンをば。するとなんとコスタコーヒーには空港のとは別に1時間無料Wi-Fiがついてるではないか!スタバにはなかったのに!
ちなみにイミグレを抜けるとこんなに賑やかになっている |
LCCなのにモニターあるわ、 |
機内食はついてるわ! |
機内食も美味かったっすよ。大したもんですね。3本ぐらいついてた一本満足バーみたいなやつ、とっておけば一食分になったなーと少し後悔。
さて、この飛行機で次に向かうは…
ウガンダ!
まずアフリカ行くのは決めてて、順番的にアジアの後になったのはアフリカから南北アメリカに渡りづらいため、一筆書きするためにはアジア→アフリカ→ヨーロッパ→南北アメリカの順が都合よかったからですね。んでアフリカ行くならブラックアフリカ行かないとしょうがないじゃないですか。で、まず大陸縦断を考えたんですけどスーダンとかちょっと通るの厳しそうなんで断念。エチオピアスタートだと陸路で赤道越えは叶うのですが、それ以外とりたててエチオピアでやりたいこともなく、エチオピア・ケニア両国はアライバルビザが取れない可能性が高いという情報を目にし(真相は定かでない)、また治安も良いわけではなさそうなのでこれも断念。次、タンザニア。ザンジバル島から入れれば陸路赤道越えとか諸々を断念しても良いかなと思うも、残念ながらタイミングよく安い航空券が見つからず断念。ダルエスサラームにならありそうでしたがダルエスからではなんとなく面白くない。
そこで辿り着いたのがウガンダスタート案ですよ。ウガンダの首都カンパラ、カンパラ最寄りのエンテベ国際空港ともに赤道のギリギリ北に位置し、エンテベ国際空港はなんとビクトリア湖畔にあるのでビクトリア湖が拝めるという。安い航空券で行くにはドバイ3泊が必要でしたが書いてきた通り安く済むことが分かったので決めました。決めたのはあの何もしてなかったデリー最終日です。
はい。そんなことで、ウガンダです。着いたのが現地時間で14:00前。ちなみにドバイから1時間遅れ、日本との時差はこれで6時間になりました。iPhoneの時間を変えるたび、わーどんどん離れてくなーと思います。
ちなみに機内のモニターに表示されていた経路 |
ビクトリア湖が近づきテンションが上がる |
うおー!! |
お昼着なんで、まあ僕の軽い計画ではちょっと高いとこにでも登るかしてじっくりビクトリア湖を拝んで、カンパラ市内に移動してちょっと歩き回ってみて、それから目星をつけといた宿に適当に移動しようと思ってました。しかし…
イミグレめっっちゃ待たされる!見た感じの列はそんなに長くないのに!しかも散々待った挙句、入国審査めんどくさい!(たぶんめんどくさいから渋滞している)
「出国のチケットは?」バスで出国するからまだ持ってない。「出国予定日は?」たぶん5日後ぐらい。「決まってないの?」決まってないよ、バックパッカーやもん。「あ?!」とか。
「ビザは?」アライバルで。「ウガンダのビザ?東アフリカ共通ビザ?」ウガンダので。「100ドル」え?アライバルは50ドルって聞いてたけど「いや、100ドル。」東アフリカ共通ビザは?「100ドル。」なんでやねん!じゃあそっちにするわ! 、みたいな。多めに取ってハネたろってのが目的ではないんやな。ありえない価格設定のような気がするが…。とにかくこういういきさつで、図らずもケニアとルワンダのビザを手に入れてしまいました。どちらもビザが少々めんどくさい国なのでまあラッキーちゃあラッキー。うーんどうしよう。行こうかなあ。。。
イミグレの列で、同じ飛行機に乗ってきたアジア系の人に話しかけられました。外国人がどう見ても少ないので、同じアジア人として話しかけてきてくれたんでしょう。僕に同じく、思いの外イミグレで待たされて早速時間の計算が狂い、日没後にアフリカを一人出歩きたくないので焦っている、と。僕に全く同じ。とりあえずカンパラ市街まで一緒に行ってくれることになりました。こちらとしても渡りに舟。話を聞くと台湾人バックパッカー、年齢はたぶん僕よりちょっと上、名前はボーヤ。女性ですけど。
まずはお金をおろします。ドバイでドルが
ま、それは僕の事情なんで置いといて、続いて交通手段の確保。タクシー(こちらではスペシャルタクシーと呼ぶ)でカンパラまで行くと20ドル(言い値)。二人で割っても10ドル。別のスペシャルタクシーの運転手はマタトゥ(タクシーと書いてある乗合タクシー)を使う方法を教えてくれます。マタトゥ乗り場までのスペシャルタクシーが一人1万シリング、市街までのマタトゥが5000シリング。3300ウガンダシリング=1ドルなので15000シリングってことは5ドル以下ですが、スペシャルタクシーでウガンダまで持っていきたい最初の運転手が「15000シリングは15ドルだから一人10ドルの俺の方が安い」と言ったりしてます。アフリカにもそんなセコい嘘つき野郎がいるんですね。アフリカはインドとかとは違って巻き込まれるのは銃!強盗!暴力!暴力!みたいな凶悪犯罪ばかりと聞いてましたが。
マタトゥ乗り継ぎ案を示してくれた比較的信頼できそうな運転手にマタトゥ乗り場まで乗せてってもらうことに。カンパラからの僕の目星をつけていた宿への行き方も親切に教えてくれました。
スペシャルタクシー |
ビクトリア湖!! |
まあそういう僕の側の勝手な背景からいろいろ意味深い湖に見えますが、ここからだと世界第3位の広さを誇るなりの雄大な風景には、ちょっと遠いかなあという感じですね。
ウダウダ言ってないでマタトゥに乗る |
まあまあぎゅう詰めにされまして、揺られること1時間ちょっと。まあお客さん拾いながらなんで、そりゃちょっとかかりますわね。
カンパラに到着 |
でも本当、アフリカで夜出歩かないってのは数少ないセオリーの一つです。東南アジアや、あの手この手で騙してくるインドとは違って、アフリカは「強盗に遭わないセオリー」と「強盗に遭ってしまったときのセオリー」ぐらいしか無いようなんですよね。
なんて大陸だ!幸い信頼できる情報によるとウガンダの治安は悪くなく、軽犯罪の方が多いらしいのですが。
次につかまえるのはボダボダです。ボダボダはバイクタクシーのこと。宿まで2kmぐらいあるのでパック背負って日没までには帰れません。普通に使います。かなり粘って交渉してひとり3000シリング。まあまあ、そんなもんでしょう。外国人ですしね。
日没までに余裕で到着 |
この宿は比較的お決まりみたいな、カンパラで外人が安宿なら定番みたいなお宿のようです。といっても33500シリング(=10ドル)、ネットで探しても値段このぐらいが限界みたいです。アジアは安かった。
エアコンは無いけど蚊帳つきで綺麗 |
オフシーズンなのか何なのか、こんなに完璧なのに客が少なく、結局同じ宿にした台湾人のボーヤとドイツ人のイケメンのマヌエルだけ。マヌエルは4日目ぐらいらしく、近場でメシが食えるとこを教えてくれました。さっそくボーヤと行ってみることに。
近くの屋台街 |
これが5000シリング。 |
隣接していたガソリンスタンドの中の商店で水やら髭剃りやら折りたたみ傘(またなくなった)を安値で買い揃え、大満足。いいぞアフリカ!!!
メシ食ったら本当に安心してしまい、フライドバイの中でもまあまあ寝たつもりでしたが、空港泊と移動の疲れがきててバタンと寝てしまいました。今日は思い返せば盛りだくさんでしたしね。大陸変わってるので当然です。アフリカ、早速アフリカ時間でペースが乱されたりしましたが、俄然盛り上がってきました。これからしばらくアフリカ、死なないように頑張ります!
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