2016年7月4日月曜日

何をするでもなく -アラブ首長国連邦3日目-


明日の飛行機は朝なので、今夜は例によって空港泊。ということで昼12:00にチェックアウトします。

あさごはん
結構多めですが、マフィンとパンとよくわからないけど美味そうな菓子パン。合わせてわずかに5.5ディルハム、日本円で150円ぐらいでした。ちなみによくわからないけど美味そうな菓子パンは思ったより固くてかりんとうみたいな感じでしたね。ちゃんと昨日買っておいたオレンジジュースも飲んでます。なんで多めに食ってるかというとこの宿はチェックアウト後の共有スペース滞在が有料なので、昼から実質重い荷物背負って飲み食いできない酷暑の国にほっぽり出されることになるから。

さて、快適な宿をチェックアウトし、今晩まで(というか明日の朝まで)時間があります。めぼしいものは見たし、めぼしい路線は乗ったし、やっぱり今後の情報収集ですね。タダでWi-Fiが使えて冷房が使えるところ……

やっぱりこうなる
二日連続のザ・ドバイモール。昨日も繋げましたが、ここはまず10分ネットがつながるのでその間にメールで認証を行い、成功すると無限にWi-Fiが使えるというわけですね。すげえなマジで。ありえない。しかも偉そうにソファなんかに座っちゃって、
視野がこんな感じ
いやー贅沢贅沢。フリーライダー最高。

これは......
宿で中国人の方から聞いたところによるとドバイは非イスラム教徒が非常に多いので、ドバイモールとかのフードコートはイスラム教徒の人に見えないように昼間はついたてで仕切られて、その向こうに行けば飲み食いし放題だ、と。まさか…
うおー
まるで楽園ですね。ついたて一つ越えるとみんな美味そうにハンバーガーとかにガッついてますからね。板の向こうじゃ水の一滴も飲めないというのに。アラブ首長とはいえ、そこはさすがドバイ、外国人にもそれなりに配慮してくださってるようです。
ぼくもゆうごはん、と言っても本当に夕方16時とかですが、食べてしまいます。さすが世界最大のモールのフードコートだけあって世界各国の料理が食べられる巨大フードコートです。ハンバーガーみたいなのが多いですが、日本食レストランと思しき店も複数軒ありました。僕がチョイスしたのは、、、
ゆうごはん
ケバブ屋。ラム肉焼いて、3種類のライスといただく料理。ディップソースはヨーグルトベースでした。異国情緒あふれる味がします。


水族館の出口のショップ。綺麗でドでかいモニターの下には実物の魚がいっぱい。ドバイっぽいわ〜。
この滝のとこやっぱり推してるんやな
何を意味してるんでしょう。僕の感覚では縁起がよろしくないと思うんですけど…。

夜20時ごろまで居て、空港に出発しました。もちろん直結のメトロで一本…と普通はなるはずですが、今回はそうはいかないのです。メトロが直結しているのは国際線のメインターミナルである第1ターミナル、エミレーツ専用ターミナルの第3ターミナルのみ。残る第2ターミナルは一部のLCC(というかまあエミレーツ系LCCのフライドバイ)と、中東諸国への国際便が集まるターミナルでして、これだけ滑走路の反対側にありメトロが直結してないどころか第1、3ターミナルとの行き来の公共機関もないのです。なるほど天下のドバイ国際空港も中東諸国便と貧乏人をこんなところに追いやって成り立っているのだな。。。
僕が今回乗るのはフライドバイ。したがってスタンダードな行き方としては空港までメトロに乗ってタクシー、となるのですが、ここは腕の見せ所。メトロの別路線に乗り換え、第2ターミナル最寄のAbu Hail駅(1km以上あるけど)までメトロで向かい、歩きます。やっぱり足で稼ぐんかい。
こんな道を歩く。
夜道は明るいし車通りはもちろん人通りもそれなりで怖くありません。ドバイの治安は日本より良いという話もあります。歩けない距離では全くなかったですね。
マツダの城があった
到着。
ドバイとは到底思えないほどこぢんまりしてますが、綺麗。
モニターには行って大丈夫なのかという地名も並ぶ
ベイルートはレバノンでしょ、カラチはパキスタン。気になって全部調べてみたけどサウジアラビアとかもある。パキスタンはいっぱい。Khartoumってハルツームのことか、スーダンの首都。我々にとっては危険地帯に思えても、そこが故郷だったり仕事の範疇だったりする人たちは当然大勢いるわけで、当たり前のように飛行機も飛ぶわけですね。でも結構そういうとこに行くフライドバイ便も多く見受けられます。さすが中東を代表するLCC、腰が据わってると言いましょうか。

そういうことで、今夜はそんなターミナルで過ごします。今はスタバで一番安い紅茶を頼んで、ネット使って更新しながら充電中。第2ターミナルは1端末につき1時間までしか使えないっぽいですね。。。

短いドバイ滞在でしたが、何をしたというわけでもないのに目まぐるしかった感じがします。インドに3週間もいたせいか時間の流れがすごくゆっくりになってますね、3日がめちゃくちゃあっという間に感じますよ。
また来たいかどうかっていうのは 発つときによく考えますが、また来たいかどうか以前にドバイはこれからどうなるんでしょうかね。30年後も元気に成金趣味のビルぶっ建ててるでしょうかね。そうだといいんですけど。またこの姿をしたドバイに来られるかどうかは今後の世界経済の流れ次第なんでしょう。知らんけど。


2 件のコメント:

  1. 日本人(中国人)の感覚では、滝といえば 鯉の滝登り ですよね。確かに逆のイメージ?
    美しくダイブして泳ぐのかな。

    さて、ドバイから何処に飛んでくんでしょうか。ドキドキして読んでいます。早く教えて下さいよ〜!

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    1. そう!まさにその感覚。上に行く=縁起がいいっていう感覚がありますよね。東アジアだけなんでしょうかね。。。

      そうやってこの先のルートを楽しみにしてくださる方がいると、隠しがいもあるってもんです笑

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