AM4:00。チェックイン、そして出国ロビーへ。
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インドじゃないみたい |
やはりインド最大の国際空港の出国ロビー、綺麗やしええもん置いてあるし。僕は昨日書いた通りお金がないので少ない飲み物とマクドのハンバーガー、機内で飲む用の水を買ったら終わりました。一昨日のサブウェイのセットについてきたけど食べずにとっておいたポテチも大活躍でした。
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搭乗!!! |
今回乗るのはインドのLCC、IndiGo(インディゴ)航空です。あの
インドの、
格安航空なんて言うんで、インドで格安ならどんなヤバい飛行機なのかと思いきやサービスも良く(単純にみんな愛想が良かっただけですが)、小さめの飛行機でしたが離着陸ともに寝ていれば気づかないほど乗り心地も良く(これに関しては僕が爆睡しすぎていた可能性が高い)、内装もシンプルでシャレてましたね。言うことなし。
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ドバイ国際空港到着! |
すごいイメージしてた通りの景色です。旅客数世界最大、世界一のハブ空港にして、天下のエミレーツ航空の拠点ですからね。IndiGoの後ろにはエミレーツ機が2機、さらに離陸するエミレーツ機も。すげえ。
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シャトル |
シャトルも綺麗。いやーなんというか、この時点でもうここまで3週間との差がデカすぎて心身ともにびっくりしてますわ。空港内はインドではまああり得ないスピードのWiFiが飛んでるし。ほんで入国はあまりにもあっけなかったです。 アラブ男性がよく着ている白いやつを身にまとった審査官たちも非常に和気藹々としてました。僕にパスポート投げ返してミスって机にパスポートをぶっつけて笑ってる、みたいな。
世界に誇る超大都市にして世界経済の一大結節点なのもわかりますが、一応中東でしょ?もうちょっとピリピリしたほうがいいんちゃうの?と思うぐらい。
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空港からはメトロで市内へ |
もう摩天楼が見えてますね。まずこのメトロは国がやってて営利目的ではないので非常に安く、加えてなんと無人運行なので先頭から最高の景色が見えます。素っ晴らしい。
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こんなプリペイドを購入するのですが |
ノルカードと言います。耳を疑う。
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うーわ摩天楼群 |
今回はドバイになんと3泊もします。次の安い飛行機が3日後まで無いのが主な理由ですね。単純にドバイ見てみてえってのももちろんあります。ドバイは物価が高くて安宿はどう探しても25ドルぐらいはするようなんですが、なんと今回はデリーの時点でAgodaの会員特別価格(期間限定価格?)にて一泊あたり10ドルを切るとこが見つかりました。Booking.comにはなかったんでやっぱり色々調べとくべきっすね、。
ということで街のホステルに到着。駅からホステルまでの数百メートルが暑すぎて本当にツラかった。ドバイは40度。そう、ここは砂漠。(ちなみに砂漠気候ではあるはずだが湿度はめっちゃ高い。)
宿はビルの16階にあり、完全にマンションの一室。合法なんかな...。でもクーラー効いてて新しくて清潔で当然ホットシャワーが出ます。お客さんもそれなりに入ってます。これで10ドル以下って凄いな。。。定価じゃないやろけど。
早速同室になった中国人と国籍不明の人に誘われてビーチに行くことに。国籍不明の人は僕のリスニング力の欠如のせいで不明なだけですが、おそらく話の流れからしても「UAE人ではあるがドバイではなく、ドバイの隣の首長国出身」だったんだと思います。ドバイと違って戒律が厳しいんだとか。中国人の方は人当たりがいい30歳、半分仕事、半分遊びで来てるんだとか。
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ポカリスエットが売っているぞ!!! |
大塚製薬偉大やなほんま。もう帰るまで飲めないと思ってました。スポーツドリンクはズバ抜けてポカリが好きなんですよね。最高。
ところが。買ったはいいものの、この中国人の人に飲むのを止められました。なんでも今はラマダーン中なので公共の場での日中の飲食は固く禁止されているんだとか。え?俺も?マレーシアのコタバルのときは観光客どころか中国系住民が真っ昼間から飲み食いしてたやん!ドバイなんか外国人だらけやのに食ったらあかんのん!
びっくりです。ドバイほどの国際都市、住民の大半が外国人で、外国人観光客もめちゃくちゃ多いにもかかわらず日中の公共の場所での一切の飲食が禁止されているそうです。コタバルは99%がイスラム教徒で観光客も居なかったのに僕らの飲み食いは自由でした。たぶん。外国人は宿の部屋かトイレで飲み食いするんだそうです。厳しい。。。アラブ首長、おそるべし。
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メトロとトラムを乗り継ぎます |
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知ってるのと違うトラムが来た |
ホームドアまで付いてますよ。中もめちゃめちゃ綺麗やし。うまく撮れませんでしたがマリーナを渡る時の景色なども綺麗で乗りごたえのあるトラムでした。
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2,30分のうちにビーチ到着 |
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アラビア海 |
暑すぎるからからラマダーン中だからか人はまばらですが海は存外そこそこ綺麗です。更衣室でポカリを飲み干し、足をつけたりしてみますが海水もまるでお湯。そして砂浜の照り返し。これはたまりません。二人は水着とかがあるので泳いでますが僕は先に返してもらうことに。。。
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再び一人でトラムに。 |
そのまま帰るのもなんとなく芸がないのでトラムで宿の方まで戻ったところまで。
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到着。 |
パーム・ジュメイラと書いてありますね。ドバイといえば真っ先に思い浮かべる、ヤシの木の形をした巨大な人工島、と書けばお分かりいただけるでしょうか。あれに来てみました。ちなみにここはその付け根、宿からなんとか歩ける距離です。言葉で頑張って説明しているのでお察し頂けたかもわかりませんが、そう、巨大なので全貌を写した写真など撮れやしないのです。綺麗やなー、すごいなー、行ってみたいなーなどと思いはするのですが、よくよく考えるとあのヤシの形の人工島の写真や映像は全部空撮ですね。
それでもちょっとでもパームな人工島を実感するため、付け根から先っぽまでを縦貫するモノレールに乗車してみることにいたしました。往復25ディルハム(約700円)もしましたが、そんな最高そうなモノレールに僕が乗らない理由がないのです。いざ世界バリバリ☆バリューの世界へ。
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缶ポカリは日本のより安い。最の高。 |
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乗り場は立体駐車場の中にあり、少しわかりづらい |
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往復乗車券。空撮?いやCG?もはや絵? |
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もちろん無人、かぶりつき勢に優しいドバイ |
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これはヤシの幹にあたるところ |
幹の部分には集合住宅が多く集まってます。ちょうどモノレールの真下に彼らが憩う公園が綺麗に整備されており、計画都市って感じ。
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葉の部分を望む |
わかりづらいですかね、縦断しながら横むいたとこです。葉の部分には主に一軒家が建ってて、たぶん全戸が玄関出たらビーチ!ってなるように出来てるんだと思います。玄関からビーチへ続く階段もいくつか見えました。対岸がめちゃくちゃ近くて「ビーチ!」ってなるのかは疑問ですが、いずれにしてもこんなところに住んでんのどんなヤツやねんと思わされます。
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ヤシの先っぽから外周の部分の突端へ |
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終点に到着 |
現在、途中駅はありません。今後できるらしいですが。したがって現時点ではヤシの部分には降りたてないわけですね。外周とヤシは陸では繋がってないので。。。
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外周はリゾートになっている |
当然バカ高い。でも超楽しそうなプールリゾートでした。家族で過ごすリゾートとしては最高かもしれません。ほとんど泳ぐだけでディズニーランドの1.5倍ぐらいしますけど。
このほか、水族館とかもあり、世界中のリッチな家族連れが遊びに来てるようでした。幸せそうでしたねえ〜〜〜。ちなみに僕はこの層には一生達さなくて大丈夫です。そんな金があったら全部北海道旅行とかに投げると思います。
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アラビア海 |
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世界に誇る五つ星ホテル、らしい。 |
この最上部からならちょっとはこの理解に苦しむ人工島の全貌が見えるでしょうか。世界中のお金持ちって言っても中国人が非常に多いんですが、ここでは日本のマダム二人が記念写真を撮っていました。たぶんマダムからは僕は中国人に見られてるはずです。
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ここで貧乏人にできることは一つもないので見学を済ませて退却 |
歩いて帰ります。ドバイは歩くのにとても不向きな街でした。地図を頼りに帰っていると恐らく歩行者を全く想定していない高速道路みたいな道路にいくつも出くわし途方に暮れます。バックパッカーでもなければ安いと噂のタクシーを使うのが賢明でしょうね。。。僕は頑張って高速沿いを歩きました。深い植え込みを横断しました。
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企業が集積している地区を横切ったりしました |
企業のビルに大きくSONYとかCanonとか書いてあると別に何もしてくれないのに安心しますね。人は極めて少なかったです。やっぱラマダーン休暇ってやつもあるんですかね。
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先ほどまでの世界とはだいぶ落差があるばんごはん |
チキン&パイナップルとか書かれてあったお弁当です。まあでも飲み物含め600円ぐらいのもんでした。味は...まあ独特というか...。
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宿のベランダから |
ドバイのビルの16階。このホテルは冷蔵庫もキッチンも使い放題でこんな夜景も見えて、定価はいくらなんでしょうか。。。
夜は同室のエジプト人、インド人と喋りました。多国籍ですねえ。インド人はデリー出身で、僕が撮ってきたデリーの写真を見せて盛り上がったりしてました。
ドバイ、自由とはいえ思ったよりだいぶ制約を感じますが(飲み食いはできない、お金がないと遊びようがない...)、なんかこうFooって感じですね。近未来都市に来た感じ。似たような街は中東の外には無いはずなので、図らずもここでしかできない散歩ができたかなと感じます。宿が安くて心置きなく過ごせるのもラッキーですね。まだ追い風が吹いてるなという気がします。
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