2016年4月30日土曜日

香港は自由の地さ -中国4日目-



九龍の駅に着いたのは13:00過ぎでした。香港は一国二制度らしく、中国とはいえ入出国にはイミグレを通らないといけません。昨日もちらっと書きましたが、列車に乗るのにイミグレってのは島国の我々からすると不思議な感覚です。
香港もイミグレは問題なかったです。いつか来るであろう入国審査官に英語でドヤされる日を思い浮かべてずっとビクビクしてしまう気がする。。。

とりあえず香港の駅前の商業施設へ。電話番号がなくてもWi-Fiが入る!GoogleにもTwitterにもLINEにも繋がる!通信の自由!

なんて素晴らしい!


「味の誘惑」日本のお菓子がめちゃくちゃある

ほぼ日本の看板そのままでは?

香港も輪をかけて日本大好きな感じがします。上海が日本のメーカー、小売店が大好きなのと比べて香港は教育とか、日本資本のサービス業も充実してるし、日本への理解も深いように思いますね。
香港映画によく出てくるネイザンロードらしい。香港映画なんか見ないのでピンとこない
きれいな二階建てバスがたくさん走ってるのも香港の特徴っぽい。女人街(マーケット)では服やアクセサリー、小物の類に混じって日本のキャラクターものがたくさん。ドラえもん、ピカチュウ、クレヨンしんちゃん、そして





!?!?!?
香港でカツオにゃんこに遭遇するとは....
アレとパクり間違えたんかな.....

そうこうしているうちに夜です。香港といえば夜景ですよね。

やっぱり綺麗は綺麗だが...


..........中国。
そこまで遠くないのにぼやけるのなんなんだ本当に。ストリートライブをやってる4人組(女ボーカル×2、ギター、カホン)がいて、楽器隊は上手くなかったですがボーカルがハモりも最高でした。イメージ通りですよね?ちなみに曲は「風になる」(つじあやの)の中国語カバーでした。そういえば上海でも「それが大事」「銀の龍の背に乗って」「真夏の果実」などなど様々な日本の曲のカバーを街で耳にしました。'90〜'00あたりのJ-POPが流行りなのか?

そんなことはどうでもよくて、ほんで問題はこっからですよ。事前に入手した情報では、重慶大厦(チョンキンマンション)というヤバい建物が街中にあり、危なっかしい16,7階建ての建物に安宿がひしめいている。。。で、現在は治安も悪くなく、バックパッカーには人気、、、と、。そして基本的には飛び込みで交渉して泊まる、、と。

重慶大厦。夜でわかりにくいがボロい。
ところが今日は中国、そして日本でゴールデンウィーク真っ只中。ボロいビルの中を一人歩き回って当たりまくるもどこも満室。おそらくインド人の宿主に「このソファで寝るか?笑」みたいなことまで言われ、ラチがあかないのと怖いので退散。すぐにWi-Fi拾ってネットで安宿を抑え、近場だったので歩いて直行。(こちらも、ていうか基本的に全部ボロくて怪しいビルの中に入っている。)しかしタッチの差で他の予約が入っていたらしく、またしても泊まれず。。。再びネットで探すとたまたま空室が出たのかめちゃくちゃ安い宿が、しかも海を渡った香港島の街中駅至近に。慌てて取って地下鉄で海を渡ってやっと宿イン。さっきよりずっとマシそうなビルの中の一室へ向かい、ずっとマシそうなカウンターでチェックイン成功。158HKDを支払う。(1HKDはだいたい14円)

これはもらったと思いましたよ。
ところがチェックインをすますと英語のほとんど通じない女性が出てきて、着いてこいと言われ、ビルも出て、5分歩いた先の意味わからんぐらいボロいビルの中へ。女性がビルの事務所に50HKDを渡し、意味わからんぐらいボロい部屋へ。(ゲストハウスなので当然部屋に先客がいる。)これはボロすぎて逆に一人は心細すぎる。見知らぬ人と泊まる方がマシです。今にも奥から香港マフィアが出てきそう。...こうしてやっと晴れて宿インできたわけですが...要は50HKDの宿のために100HKD近くハネていきやがったのか奴らは...
同室のアジア系カナダ人と頑張って英語で会話を交わしましたが、英語勉強しなおしてきてもよかったかなとちょっと思いました。ちょっとね。

またしても宿の確保でめちゃくちゃな労力を割いてしまった。寝るしかない。

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