ハイデラバード中日ということで、今日は数少ないこの街の観光地の中からゴールコンダフォートという城跡に行ってみることにしました。7kmとかあるので、バスに乗って行ってみることに。
こういう、人がめちゃくちゃ多くて交通量もめちゃくちゃ多い街は路線バスの路線図なんてどこを探しても見当たりません。バスの系統が多すぎて一枚の画像ではどうにもならんのです。地元の人々は自分が乗る系統は覚えているので困らないんだとか。国内外関わらずジモティー以外には大変に優しくないのですが、そこは頑張ってみます。強い味方なのがGoogleマップの経路検索。バンコクから大変お世話になってます。今日も経路検索でバス乗り場へ。しかし...
バスに乗って北に向かうはずが、指定されたバス停に行っても道がどう見ても南行き一方通行。あれ?インドではGoogleマップも適当かな?
トラフィックポリスと書いてある人にバスの番号とバス停の場所を聞きます。「65か66番、バス停は樹の下にあるよ」街路樹の道を指差して目印が樹は無理あるやろ、と思いましたが
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思ったよりハイテクですぐ見つかるバス停 |
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次々とバスはくる |
妙にちゃんとしたバスから、鉄板貼り合わせただけちゃうかみたいなバスまで大小様々のバスが行き交うのですが、待てども待てども65,66番のバスはやってきません。トラフィックポリスすら適当だったんでしょうか。。。 近くの売店のおっちゃんに聞き直すと216番と言われます。その番号ならなんども通るのを見たぞ!てことですぐに216番に乗り込む我々二人。いつものごとく車掌さんがやってきます。「ゴールコンダフォート行きたいねんけど」と伝えると困った顔に。やっぱりこのバスちゃうのんか、、、。まわりの乗客が乗り換えろと教えてくれるバス番号はやっぱり65,66。しばらく乗るとここで乗り換えと教えてくれたので降ります。
しかしここでも待てども待てども来ない。オフライン地図を見てみると同じ名前のバス停が3箇所.........
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3つのうち一番でかそうなとこに移動! |
ほんとこの国は人が多いな...。バスターミナルにレーンが3本ぐらいありますが、どこがレーンかははっきりしてなくて並んでる人が自然に形作ってる感じですかね。人でごった返しております。
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やっと来た |
例によってドアが開きっぱなしのバス、止まるか止まらんかのうちに人が我先にと飛び乗っていきます。適当そうなインド人もこの時ばかりは戦争。混雑しきった車内を運賃回収に来る車掌のおっちゃんもプロの仕事でした。
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やっとこさ着いた |
おーー凄そう。
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まずは腹ごしらえ |
チャパティミール。40ルピー。安いけど見た目通り辛い。。。
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店先では羊が草を食べていた |
写真にはありませんがこの後宿付近に戻るとラクダが道を歩いていました。もう家畜ならなんでも居ます。
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入場料を払う |
インド国民15ルピー、外国人200ルピー。桁は見間違えではありません。まあ別にそんなもんかなとは思いますが、前情報では100ルピーだったのに大幅な値上がりしたばっかりみたいでちょっと残念。
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チケットにはまだ100ルピーと書かれてあるまま |
いざ入城です。ご覧の通り、城跡というにはしっかり残ってあります。11世紀とかのものらしいんですが、それにしちゃちゃんと残ってありますね。結構すごい。
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とにかく |
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登る。 |
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上から見るとなかなか大きいことがわかる |
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頂上部もなかなか広くて見ごたえはそれなりにある |
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遠くにビル群を発見! |
やっとお目にかかれました、あれがIT産業で発展を遂げている地区に間違いないでしょう。バンガロールもハイデラバードも既存の大都市の周縁部にIT産業が集積する感じのようで、市街地を歩いてもそんな先端味は全く感じられませんでしたのでこれはちょっと感動です。
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ご覧の通り観光客もまあまあ多い |
ハイデラバードほどの大都市なのに観光地があまりないからここに集結してるんではないかという憶測です。確かに高いところから市内を一望できますし、見ごたえのある場所だとは思います。ハンピから、なんか登ってばっかなような気もしますが。
帰りは無事一本のバスで帰って、少しゆっくりするともう晩御飯の時間でした。
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HOTELと書いてある→レストラン |
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ばんごはん |
チキンビリヤニです。ハイデラバードといえば何よりビリヤニらしい。カレーチャーハンみたいな感じの料理ですが、美味い!さすが、やはり「有名」と言われるものには有名なりの理由ってもんがあるんですよね。ベトナムのフォー然り。ここでもお決まりの如くカレーとヨーグルトがついてきてます。一人前頼むとさらにぎゅうぎゅう山盛りで出てきて、二人の皿に取り分けてくれます。160ルピーなので一人80ルピー。安っ。ちなみにスプーンが出てこなかったのであっけなく手で食べました。10口ぐらいで抵抗はゼロになりましたね。カレーと混ぜて頂くのも問題なく。頑張って手で食う姿を見て隣の現地のにーちゃん達がちょっと盛り上がってくれました。水を頼もうとしてスタッフに伝わっていないと現地語で伝え直してくれたり。親切で素敵なにーちゃん達もいるもんだ。
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救い |
まーだいぶ見た目がアレですが、ちゃんと甘くてあったかくて美味しいチャイです。やっぱり10ルピー。救いでしかない。
ゴールコンダフォートといいビリヤニといい、何もないと言われつつちゃんと楽しめるんじゃないかハイデラバード。まあ相変わらず人々は適当で、Googleマップの情報ひとつ狂うとバスに乗るのも苦労し倒すインドですが、なんかこっちの心持ちにも余裕が出てきた(というかどうでもよくなってきた?)感じがします。昼間のバスのバタバタなんて、もしこれが来た日ならブチ切れ倒してるはずですからね。ハンピが僕を変えたんでしょうか。ライスものもすんなり手で食っちゃったし、慣れつつあるのかもしれません。なんとかこうして慣れつつあるところですが、明日はついに汽車に乗り、明後日には北インドに抜けてしまいます。悪意に満ち満ちていると噂の北インド、果たして無事に抜けられるのか。そしてその前に初となるインドの汽車。だいぶ低いクラスを取りましたが、インド鉄道の低いクラスについてはネットでの評判は芳しくありません。まず果たして無事に着くのか!楽しみに取っておいた鉄道、しかしながらそれなりのリスク、ワクワクって感じじゃないですね。ゾクゾクでしょうか。
引き締めつつ、満喫できたらと思います。
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