今日はペナンを発ちます。ゆっくりおきて、さあペナン最後の朝食や。うっ…激しいデジャヴュが…
宿の朝食 |
くだらない冗談はさておいても、やさしい朝です。安い宿って殺伐としてるとこが多いんですが、こういう温かみを感じる宿もまた多くあります。こういう宿は、スタッフさんが海外からの旅行者との交流を楽しみたいという気概を持って働いてらっしゃる傾向にある気がしますね。今回図らずも2泊したのはこちらのお宿。
ME.n.U. Cafe&Lodge |
はい。宿の紹介おわり。今日のバスは対岸バタワースを22時発なので、荷物を宿に預け、PCを持ち出してカフェに籠ります。宿はWi-Fi弱くて昼間は冷房ないですからね。てことで、まずはランチへ。
大きなショッピングセンター |
、、、このままいつまでも居座れる!カフェに入り直すとまた6リンギットは持っていかれるので、それ考えたら飲み物以外は6.9リンギットです。おトクー!日本でもこの手つかお。
結局夜までいました。そこまで流行ってないからか何一つ言われることはありませんでしたね。せっかくなので安い路線バスでビーチの方とか行ってもよかったんですが、天気予報も雨ですし、寝方が良くなかったのか首がカチカチでしんどいのでやめました。ペナンの海そこまで綺麗でもないし。
「結局夜までいました」って、夜までカフェレストランで何してたんだって話ですよね。このブログ読んでるとこのように不自然に時間が空いてることがあると思いますが、こういう時間はWi-Fiがあるとこでは情報収集、ないところではたいていブログの下書きを進めるか寝てます。
今日はもちろんWi-Fiあったので情報収集でしたが、ここまでの情報収集の結果、決まったことをご報告します。
ソマリアに行くのは断念しました。
「そりゃそうやろ」と聞こえてきそうです。でもマジで行ったろかと思ってたんですよ。話はバンコク最終日、民宿日出にさかのぼります。夜しゃべっていた旅人の方から、こういう噂を耳にしました。
「ソマリア、北部は観光できるようになってて治安もとても安定しているらしい」
詳しく書きますと、無政府状態のイメージがあるソマリアですが、北部の「ソマリランド」と呼ばれるソマリアから独立を目指す(宣言している?)地域ではソマリランド政府がきちんと機能しているらしいのです。ところが独立は国際社会から一向に認められない。これには他のアフリカ諸国の、ここでこのような独立を認めてしまうと前例を作ったことになり色々と都合が悪くてごにょごにょ…みたいな事情が絡んでいるようなのです。よってアフリカ連合が認めず、国際連合も認めない、的な。そういう話と理解しています。
ただソマリランドにだけなら安全に旅行に行けるようで、実際に行った人のブログもいくつかありますし、「謎の独立国家ソマリランド」なんて本まで出ているようです。ぜひいってみたい。ただソマリランドは立地的に経由地にはなれず、単純往復になってしまうこと、当然LCCなんてものは就航しているはずもなく、格安旅行者のための風土もないのでお金がだいぶかかってしまうことがネックになります。なので、色々加味した結果、「外務省の渡航情報HPを見て、ソマリランドの中心都市部が危険度4段階中2までなら行くし、3ならちょっとじっくり再検討しよう」と決めました。危険度レベル3は「渡航は止めてください」という目安です。それでも勇み足を検討するのは、この外務省の情報は少々公平ではなく、西側諸国の都合が多分に含まれているという話を聞いたからです。確かにそれは説得力がありますよね。なので、国連の都合で危ない”ことにされている”ソマリランドは、3でも2以下相当になると考えられるからです。あとは情報収集し、安全そうなら渡航すればよい、と。
…………
冷静に考えて感覚がマヒしてますよね。ソマリア全土が堂々の4でした。そりゃそうです。ちなみに4は「退避してください」。定住者が定住し続けることすら許されません。まあそこの程度の差は問題ではなく、危険度最高レベルだとマジで何かあった際にISに捕まった人みたいに「行くなって言ってるのに行ったんやから知らんわ」的な話になるじゃないですか。でも最終的に迷惑かけることになるっていう。それは学生の身分では許されないわけです。ソマリランド行ったブログの人みたいに、いつか有給を鬼消化して行ってみたいもんです。本気で言っています。こぢんまりした大人になってしょうもない夜にこのブログを見返してる数年後の自分、おい、お前に言うてんねんぞ。
長々書きましたけど、いやソマリアのことばっかり調べてたわけじゃないですよ?ちゃんと地図ダウンロードしたり宿とったり安いヒコーキ見たり、それはもうやること山積ですんでね。
ばんごはん |
宿に戻ってシャワー浴びさせて貰って(こういう安宿ではチェックアウト後の荷物預けが可能なのは常識らしく、シャワーも浴びさせてくれるとこが多いように思います。)
宿に日本人の方が2人いたので少しお話しさせていただきました。片方の方は昨日も宿にいらしたので昨日既に喋ってた10歳ほど上の旅人の方でしたが、もう片方の方がだいぶ歳上のレジェンドみたいな旅人の方で、旅の期間を聞くと「まだ全然短期ですよ40日ぐらい」、2016年現在も「インターネットを持ってないんですよ」、若い頃に「インドでマザーテレサを見た」、、、
時間が一瞬しかなくてまことにまことに残念でした。じっくりお話をお伺いしたかった…
さよならペナン |
は、ないですね。フェリー4度目ですが、船上から見る夜景はオツなもんです。客も少なく静かで良ーい感じ。
このバスです |
こんな良いバス日本でも乗ってないぞ!1列+2列の幅広シート、リクライニングももちろん自在。グリーン車か。
ま、もしかしたら4列でもっと安いバスもあったかもしれないんですけどね、。僕はバタワースのターミナルでこれしか見つけられませんでした。それでは。
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