大都市バンガロールを発ちまして北上、世界遺産の街・ハンピを目指します。といってもハンピは大きな街ではなく村なので、まずはハンピから10kmほどのホスペットという街まで夜行バスです。スリーピングバスということで、少々狭いですがフルフラットで横になれるわけです。
こんな感じ。 |
ホスペットに着いたのが朝の6時半。ここからは、他の方がブログでそうされてるようにリキシャを捕まえてハンピの村へ向かいます。1台200ルピーで行ってくれました。現在二人で行動しているので一人100ルピー。
ハンピの川に着きました。後で調べたところ厳密にはハンピというのはこの川の南岸地域(写真こっち側=リキシャで到着した側)を指すのだそうですが、我々の宿はここから川を渡ってから3kmほどのところにあります。のどかな距離感です。
渡し船 |
さて、のどかなんて言っててもパックをしょってますし、歩くのはほぼ不可能なわけです。ネットで予約したら「着いたら電話してくれ」と言われたのでリキシャの運転手に電話してもらい、対岸までバイクで迎えに来てもらいました。1台のバイクに計3人が乗り、土の道を走って(1kmほどで舗装路に出ましたが)、
こちらが今回の宿 |
雰囲気ありますねえー、田舎に来たって感じします。
こちらがウェルカム救い |
バンガロールでは純粋にとても甘いミルクティー、ただしミルクも煮立てている、といったものでした。スパイスの類は気になりませんでしたね。
あさごはん |
さて、早速ここからの段取りです。ここでは2泊するので、とりあえず今日は村の中で乗れるというレンタバイクを借りて気ままに走り回ってみることに。
燃費込みで420ルピー |
宿のすぐ近くには湖が。 |
そう、こういう風景が広がっているところです。 |
湖のほとりをしばらくツーリングしていると、友人のバイクのガソリンが漏れ、宿まで人を呼びに戻るなど一時バタっとしましたが、向こうも迅速な対応で(漏れた分のガソリン保証とかはさすがになかったですが)割とすぐなんとかなりました。続いてハンピ対岸あたりまで戻ることに。途中でこのバイクを借りているバイク屋のにーちゃんが声をかけてくれ、あたりを案内してくれました。サンセットが綺麗という山の登り口だとか、この川にはワニがいるだとか、
この岩、手前には自分が学んだ学校があるだとか。
Waterfallとやらにも連れてってもらったんですが、どう見てもちょっと段差を流れている川でした。急流の日本の川は外国人に「これは川じゃない。滝だ」と言われる、なんて聞いたことがありますが、こういうことですね。
彼とはしばしお別れして(ビクビクしたがチップは要求すらされなかった)、対岸エリアの有名どころ 、モンキーテンプルに行ってみます。
丘のこの白い階段をずーっと登る |
ほほーう |
ほっほーう |
一眼を持っている友人はインド人に延々写真を撮らされている |
特に子供たちは学校で教わるのか何なのか、外国人を見つけると「Hi!Nice to meet you!What’s your name?」と寄ってきます。手を伸ばしてくるのでまたチップかと身構えてしまうのですが、ここの子供たちは単に握手をしたがっているだけ。ここまで旅してくりゃ仕方がないことですが、疑った後なので申し訳ない気分になることも確かです。
頂上がいかに広いか |
他のエリアも少しツーリングして、いったん宿に戻り、
パンケーキ |
ここから登るっぽい |
うおーーーーー |
ああ。やっぱり他人の写真だけ見て満足してたらダメっすね。この足で来てよかった。頂上で吹いてた強い風とか一生忘れたくないわ。あー。今自分全部放り出して世界一周してるわ、ここ居るわ、とかを思いました。あーいうとこで思ったことなんで恥を忍んで書き残します。
この丘、もしも行かれる方いらっしゃった時のために適当に場所だけ書いておきます。ハンピ対岸から東西の通り(ギャンガワティから来る舗装路、SH130)に出て、西へ約2km、左手に上の写真に写っている看板がございます。頂上付近は最高ですが、唯一ぶっといムカデが生息していることだけご留意を。
さて、宿に帰って晩飯のカレーですがね、
これ、イメージされるようなインドカレーではなく、めちゃくちゃ日本人の口に合ううまみたっぷりのカレーで、もう超美味いです。すごい。やーすごい。なんて語彙の無さ。ブログやめた方がいい。
、ま、という1日でした。昨日までが嘘のようです。昨日までがあったから今日の感動があったのかもしれませんけど。こんなインドもあるのか、と感動いたしました。こうやっていつまでも心動かされていたいわけですよ。だから世界一周なんかやってるのかもしれません。
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