2016年6月2日木曜日

フワランポーン駅散策と宿替え -タイ10日目-


宣言通り、宿を変えました。
この至れり尽くせりの宿の看板を載せて欲しいとの声がありましたので載せてみます。僕が結局4泊もだらけた宿は、こちらです。
デタラクホステル
いかにもダラダラ出来そうですよね。名前の響き、看板、袋小路の奥という立地…。地下鉄スクンビット駅周辺の大型商業施設のあるエリアまでは少し歩きますが、まあ徒歩圏内にあります。地下鉄駅も近く、地下鉄を利用すればスクンビット駅はもちろん、国鉄のターミナルであるフワランポーン駅、そしてタイを訪れるバックパッカーの多くが訪れるであろうスネークファーム(あの予防接種打つ病院です)にも一本で行けます!地味に凄い!…ちなみに僕はお金がかかるので地下鉄ではなくバスで移動したりしました(バスは時間に余裕がある人でないと、イカれトラフィックに巻き込まれて仕事になりません。時間に追われる短期旅行者のみなさまは地下鉄、スカイトレインのご利用をお勧めします。)。一泊240バーツ。

はい。そんなデタラクホステルをチェックアウトし、シェムリアップから何度か一緒だった日本人の奴と同時に宿を出て、大通りに出たところで西と東に別れるなんて一幕もあって、あーなんかちょっと"ぽい"なーなんて思ったりしたんですが、実際彼の行き先はインドなのに対して僕の行き先は東にわずか1.5km先の別の宿なんですよね。その実しょうもない一幕でした。その1.5km先の宿がこちらです。
民宿日出
完全な日本人宿です。年齢層高めの日本人旅行者や長期滞在者がたくさん居ると伺ったので一泊だけしてみようと来てみました。スクンビットに来た日に一度来て、Wi-Fiが有料なので連泊は敬遠させてもらった宿です。
NHKが見れます
冷房つきドミトリーが一番安くて220バーツ、Wi-Fiが別に1日30バーツです。コンロこそ(おそらく)無いですがレンジとかポット、冷蔵庫はあります。ドミトリーが二段ベッドではなく、カーテンで仕切られてるので半シングルみたいな感じなのはいいですね。同室の人とのコミュニケーションはドミトリーではなくさっきの写真の共用スペースで行えます。でもまだお昼時で人がいないので、109番バスに乗って
フワランポーン駅
国鉄のターミナル駅、フワランポーン駅(現地名:クルンテープ駅)にやってきました。第一目的は明日のきっぷを取ることです。まあそれはさっさと済ませ、いざ散策!
立派なバンコクの玄関口である
駅構内にも入れる
そして、昨日少し語った日本から来たブルートレインも、
端の方のホームにいました
ところどころこうして
日本語が残ってます。「自動ドア」
中もちょっと覗けました。進行方向一番後ろに一等車、あとは10両ぐらい2等車(開放B寝台)でしたね。というかこの感じの編成が多いようでした。
ということでお目にかかれたのはいいんですが、その向かいのホームにより気になる列車が停まっておりました、、


なにこれ


ブルートレインよりブルートレインやんけ…。ていうか「自動ドア」の文字もあるしこれも日本から来たやつやん…事前に調べた限りそんな話はなかったで…
でも殆どの車両は窓がマジックミラー(?)になってて中が覗けませんでした。ますます謎は深まるばかり。
SRT PRESTIGEとのこと
これが何なのかその辺の係員に訊いたろかと思ったんですけど、英語通じませんでした。まあでも見るからにVIP専用車両なんですよね。普通の客車が1車両の窓を全部マジックミラーにするかね普通。
中が見えた車両。
完全に走る会議室と化してる…。確定です。我々一般ぴーぽーは一生乗れません。おそらく。深いブルーに金のラインはとてもエレガントで、たいへんよいとおもいます。
ホーム先端から駅方向を
駅舎の後ろには発展を遂げたバンコクのビル群が見えるのが印象的でした。列車で初めてバンコク入りしたら高まったやろなー…駅構内は対照的に、のんびりしたもんです。

一応さっき見た紫の方のブルートレイン車、13番列車の入線まで見てきました。入線18:30頃です。発車1時間前ですね。まず、さっきの端の方のホーム先頭から機関車がやってきたと思ったらかなりのスピードのまま客車に、


ガッシャーーーン!


流行りのノーステップ打法ですね。(?)
機関車に半ば衝突された和製客車、めちゃくちゃ揺れてました。んで揺れも収まるか収まらんかのうちに引っ張られて出て行きました。客車の強奪に見える。我が国の客車をもっと丁重に扱え!()

真ん中の方のホームに入線
発車まで待ってもしょうがないのでここまでで帰りました。

列車の話が長くなりましたねー。ちゃんと日本人宿の話もしましょう。宿に帰って、まず晩飯です。
とんかつ定食!!!
宿の1階に併設された食堂で日本食がいただけます。なんと80バーツ。地元の一食よりは値が張ってますが、地元の一食がボリューム不足なのと、がっつり野菜も食えるのとまで加味すれば素晴らしいコスパだと思います。とんかつソースもついてて、日本の味そのもの。久しぶりにしっかり食べて満足です。
でメシから戻るとたくさん人が集まっていたので色々とお話させていただきました。確かに年齢層は高めで、経験豊かな皆さんが集っている宿ということを実感した次第です。僕が今回敬遠したバングラデシュの旅行者(どころかリピーター)になってる方とか、アフリカにめちゃくちゃ詳しい方とか。後者の方とは殆どお話出来ず、貴重な機会を逃したなーという感じ。昨日は僕と同年代の旅行者も居たようで、こういうのは全て風の吹き回しなんで仕方ない部分もありますが、いろいろ惜しかったので悔しいですね。この宿の客層についてネットではいろいろ言われてるようですが、僕はむしろ過ごしやすいように感じました。僕は歳が上の人としゃべる方が好きっていうのも理由の一つにあるかもしれませんが。

というわけで、個人的にはもう一泊してもよかったぐらいの良い宿でしたが、明日のきっぷも取ってしまったので今夜限りです。遅くまで喋って貴重なお話も聞いてたので当日更新できませんでした。すみません。

明日はついにバンコクを出ます!


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