2016年5月10日火曜日

さらばダナン -ベトナム7日目-


今日は移動日です。夜発ですが。

昨日と同じように屋上でパンケーキ(今日はいちごジャム)とミニスイカを食べて、優雅にチェックアウトしました。ハノイでもフエでもそうでしたが、これからどこ行くのと聞いておいて、しきりにバスを勧めてくるんですよね。確かに汽車より安い場合も多いんですけど、よほどバックが来るんでしょうね…
でも昨日代理店にも行って調べてあります。

〜作戦内容〜
ダナンから南下する便は、聞く限り汽車もバスもそう変わりませんでした。ベトナム国内最終目的地のホーチミンまではまだ1000キロほどあり、バス移動はあまり安くない割にハード過ぎます。かといって汽車の寝台はちと高い。そこで、 汽車の座席車に乗り、ダナンとホーチミンとの中間にある街ニャチャンに立ち寄る ことにしました。汽車の価格設定がほぼ距離に応じていて切符を二枚に分けても合計価格が高くならないこと、ニャチャンも割と観光地で同価格帯のホステルがあること(、そして海沿いの街であること)から導き出した結論です。
こうすれば一度の長すぎる移動でハードということもありませんし、値段も上がりませんし、一個でも多くの街が見れていいかなと。
〜作戦説明おわり〜
てことでとりあえずまずダナン駅まで、ニャチャン行きの汽車のチケットを取りに行きます。
ダナン駅は窓口前に列がなく、銀行みたいな番号札制でした。そこにさえ気づけば、あとはカンタン。フエの時はダナンまでハードシートでもよかったのに何も言わなかったら勝手にソフトシート出されたので、ほっといたら寝台出されると思って「ソフトシート!シッティン!ノー、スリーピン!」とか身振り手振りで頑張りましたけどね、そんなに頑張らなくても分かるで、みたいな感じで普通にソフトシート出してもらえました。さて、22時台まで時間があります。10時間ほど。
おひるごはん
おそらく料理名は、バインミー、です。
以下昨日のコメント。

マチャ 2016年5月10日 13:51
「ミークアン」の「ミー」が「麺」って意味でしたっけ。
日本でも最近になってミーゴレン(いわゆる焼きそば)が売られてます。
「ゴレン」は「ナシゴレン」のそれなので「炒める」とかいう意味のはず(「ナシ」は米)。

調べてもよくわかんなかったのですが、どうもミーは麺だけでなく穀物全般を指すような感じがあります(小麦粉、という記述も見られる)。バインは球とかいう意味があって、バインミーは小麦粉の塊?みたいな意味になるんですかね、とにかく本来はこのパンのことをバインミーと呼ぶようです(この大きさのフランスパン、どの街でも街じゅうで売ってて非常に安い。)現在では転じてこのサンドイッチを指すようで、中部で特に有名らしいです。ソーセージとか肉、野菜がぎゅうぎゅうに詰まって20000ドン。露店で買ったのもありますけどこれは安い。そして美味かったです。
ずっと駅で過ごすわけにもいかんのでカフェを探しておりますと、ナナメ後ろからヘイヘイ、ヘイヘイヘイと声がします。振り返ると後ろ側のドアが開いたバスがゆっくり走ってきて、その開いたドアから鈴木宗男ぐらい乗り出した男が僕に「ホイアン?ホイアン?」とか聞くわけですよ。ワイルドな客引き〜。バスでもこんな客引きあんねや。ノーと言うとドアを閉めて走り去って行きました。ホイアンはダナンの南に小一時間行ったところにある観光地です(今回は余分なお金がたくさんかかりそうなのでカットです)。でもホイアンまでの途中に五行山とかいう観光地(かつて大理石の産地だった凄そうな地形の山)があるらしく、ちょっと行ってみたかったな…とも。まあベトナムぐらいならまた来れると信じてます。
そういうわけでダナンも大理石の街で、ホステルも大理石の床でしたし、道端に
コンクリートと見紛う大理石ブロック
があったりします。
さて、まあ入ったカフェの方はいかにも若者がやってて店員もわちゃわちゃ楽しそうにやってるようなカフェでして、もうここまで何杯飲んだか分からない超甘いベトナムコーヒーを飲みましたが、しかしベトナムのD○Nもツバまっすぐのキャップ被ってEDM聴いてるんですねえ。サドル乗っけたみたいな髪型の金髪バージョンは勤務中に髪触りまくってシーシャ吸ってました。飲食店ですけどまあそんなもんですかねえ、、。
それはどうでもいいんですよ。今日のハイライトはここからです。Googleマップでcafeと調べるともちろんこのカフェも出てきたんですが、駅前通りに「さくらフレンズカフェ」と出てくるんですよね。日本語で。調べたらメシが出るらしい。
行ってみた 

日本語学校併設でスタッフが日本語を喋れるカフェ。こんなのがハノイとかホーチミンならまだしも100万人以下の都市であるのか…
内装

親子丼
こんなにもあっさり日本食にありつけます。美味い。抹茶ラテと合わせて70000ドン。文句無し。最高。
どうやら単なる営利目的のカフェではなく、第二次大戦後すぐに日本の女性たちが作った発展途上国への支援などを行う女性団体がベトナムでの活動の一環として行っているもののようです。そう言われればかなり安いのも納得します。働いているのは現地の方ばかりでしたが、日本語がちゃんと通じます。ていうか入店時に「いらっしゃいませ」と言われるのでもうびっくりですよね。ダナンすごい。

そして

本日のお宿
ダナンは終着駅型なので機関車の付け替えがあります
ソフトシート席車内
うおーなんか放浪っぽいぞ!別に放浪っぽさに憧れて飛び出してきたわけじゃないけど!夜行の座席車となると地元の方がほとんどです。フエから来るときのソフトシートより若干グレードが下がるような...
ダナンを22時台に出発し、ニャチャン到着は翌朝8時台になります。まさに夜汽車、はまなすみたいなもんですね。ちなみに7時にちゃんと起きないとホーチミンまで連れて行かれるかもしれないのでそこは頑張ります。


いやーしかしなんか良い街、特に良いホステルでした。ダナンに来る方はぜひ。このビール朝食付き格安ホステルは「ダナン バックパッカーズ ホステル」です。よければ。

2 件のコメント:

  1. ホイアン行ってほしかった。もったいない。毎日夏祭りみたいな幻想的なとこですよ。

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    1. いやー東南アジアはまたすぐ来れるからっていう理由で割愛したんですが、そう言われると、、、
      ミーソン聖域も行ってないので、合わせてベトナムにはまた必ず行こうと思います!

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