今日はプノンペン観光日。といってもほんとにあんまり観光するとこないんですが。
案の定というかなんというか、ネットには「自転車レンタル有り」とBooking.comとかに書いてあるくせに全然貸し出しやってなかったので(ホーチミンの宿もそうでした。サービス一覧欄詐欺が横行してやがる)、仕方なく歩ける範囲でまわってみます。あんまり観光するとこないし全然いいんですけどね。
早速おひるごはんです。写真は今書いてる宿のネット環境のせいかうまく上がらないので割愛。プノンペン在住の日本人の方のブログで紹介されていた、プノンペンタワーの目の前の料理屋です。どれが店の名前かもよくわかりませんが、ランチタイムにはクメール料理がビュッフェスタイル食べ放題で2.5ドル!どっからどこまでが、どういうクメール料理なのかさっぱりわかりませんがとにかく美味い!日本人の口にもよく合う料理が多かったように思います。最高でした。
プノンペンタワーっていうのは東京タワーみたいな電波塔なタワーではなく、ヒュンダイがぶっ建てた30階建てぐらいのビルなんですよね。まわりにも韓国企業が多いように見受けられますし、日本風な弁当屋もありますし、実に東アジア人に暮らしやすく出来ている一帯なのかもしれません。一帯ってド街中ですけど。東アジアといえばここはベトナムよりも格段に中国語の案内が多いですね。やっぱりベトナムと中国は仲が悪いし…みたいなことなんかな。
で、この一帯からまあまあ近くにあったのが
S21(トゥール・スレン) |
ここはもともと学校で、ポル・ポト派時代に強制収容所として使われた場所です。現在でも建物は当時の姿をほぼ完全に残していて、中身は「トゥール・スレン虐殺犯罪博物館」という名前になって歴史学習ができる施設になっております。入場料3ドル。ベトナムの戦跡博物館同様、パシャパシャやるのがはばかられるので中の写真はあまりないのですが、写真や当時の拷問の道具などが生々しかったです。
奥にはどんどん高いビルが建ち発展しつつある様が見て取れますが、このような悲しい歴史を忘れてはいけないわけですね。ここは強制収容所、処刑場は別にここから南へ10キロ以上いったところに、そこはそこで「キリングフィールド」として整備されてて、犠牲者の顔の骨などがそのまま展示してあるそうですが、今回は遠いし行けないわけですよ。でもここトゥール・スレンにもいやというほどの顔の骨が展示してありました。この歴史は70年代後半、と考えると、僕ら世代の日本人にはどう考えても知られてなさすぎると思うんですよね。かく言う僕もそうですし。
79年に打倒されたものの、国内での紛争は93年まで続いたようです。ちょうど僕らが生まれる1年前のことです。カンボジアに向かうと言ったら母親にひどく心配されましたが、なるほど世代間で認識の差がめちゃくちゃ大きいんすね。現在はもちろん情勢は回復してますが、辺境にはまだ地雷なんかが埋まっているようです。日本の外務省のHPではカンボジアは危険度レベル1(0〜4の5段階評価中)で、[十分注意してください]と書かれています。危険度レベル1以上の国に入ったのは今回が初ですし、引き締めねばならんのは確かです。
歩いて歩いて...
...これ、イオンです。ハノイとホーチミンにもありましたが、プノンペンにまであるとは驚きです。でっかい。下町な一帯に突如現れる巨大ショッピングモールがなんとも気持ち悪いのは日本と同じですね。中もほとんど日本のそれでした。さすがに専門店街は向こうのお店だったりどこか知らない国のお店だったりですが、吉野家、銀だこ、ペッパーランチといったお馴染みのレストランも多数出店でした。1.9ドル均一のダイソーもありました。ほんとイオンさえあればどこでも暮らせる気がしてきますね!地方都市出身者の悲しい性です。あと大盛況だったのがゲーセン!太鼓の達人13と14があるんですよ。結構新しいやんけ!僕が昔熱中したのがちょうど11と12の頃なんで十分新しいですね。ほかのゲームもたくさん日本のを直輸入してる感じがしました。そうか回転が早いと思ったらこんなとこにいたのか、、。13ぐらいならまた帰国して探せばすぐ見つかるだろうし、今回はパス。しかしお札しかない国でどうやって遊んでるんでしょうか。メダル制ですかね。
んでイオンから少しあるきますと
でたでた。昨日紹介した高知料理屋。あれ、宿の近くからここに移転してたとわかり、前まできてみました。閉店したわけじゃなかったんですね、よかった。この一帯は新たに開発中のエリアのようでした。お店は時間も早いのでまだ開いてませんが、まだまだ観光もするので、帰国して帰省して高知のお店には行ってみたいと思います。
プノンペンには何もないけど |
雄大でした。雨が降ってましたが船が行き交ってて、向こう岸に渡るフェリーもあるし貨物船もあるし船頭が漕いでるような小さな船も行き交って、風情たっぷりでした。泣きそうでした。
実はホーチミンからの移動中にも一回見てるんですよね。というか渡らないとプノンペンには着かない。ここまで大きな川なので橋をかけるのが大変で最近まではフェリーで渡っていたようですが、日本のODAで10年かかって橋がかかり、ベトナムと陸路でつながったんだそうです。大きな橋でしたわ。
王宮 |
プノンペンは国内のほかの都市に比べても治安がよろしくないようで、重ねて宿の近くが暗くて不安なので、さっさとバーガーキングに入ってお持ち帰りして宿で晩飯食って今です。クメール料理イマイチ何食べたらいいのかわからないし、プノンペン独自の何か有名なものがあるわけでもないようなので、さっさとシェムリアップに向かって食えたら食おうって算段です。
ここで初めて実感するんですが、プノンペンには日系コンビニが全くありません。コンビニと検索すればある程度あるようなのですが見てもあんまりコンビニとわからないんですよね...。日系コンビニ、今までどこいっても大概あっただけにないと不安になります。後進国に寄ったこととはまた別に、日本色が薄れてきたような感じがいたします。
うわっ、世界一周ブログランキング で3位になってんでー!
返信削除そうなんですよ。返信が遅れちゃって申し訳ないですが、今結構上のほうにいさせてもらってるみたいです。おかげさまです。
削除ダイソーって某法人の手、うわ何をするやめr
返信削除毎日コメントくれてありがたいねんけど、
削除お前マジでド暇やな
せっかくなのでキリングフィールドにもいってみましょう たぶんあの光景は世界であそこでしかみれませんよ
返信削除キリングフィールド、遠いんで行かなかったんすよねー。。
削除トゥールスレンだけで結構堪えるものがあったんで...また機会があれば、ですね...。
このブログがある日ぷつっと更新が止まるんじゃないかと思うとひやひやする。気をつけてくだせえ
返信削除このコメントは投稿者によって削除されました。
削除縁起でもないですね。。まあ、毎日分を更新しますが毎日更新できるわけではないのでその時は気長に待ってみてください。
返信削除プノンペンタワーの目の前にあるランチビュッフェのお店、場所の詳細(タワーのどっち寄りかなど)や店名などわかればお教えいただけないでしょうか!
返信削除先日越してきたばかりで、よさげなランチのお店を探しています。
よろしくお願いいたします(*'ω'*)
もう一年が経とうとしてますので全く記憶が確かではないのですが、タワーの南側だったと思います。
削除ざっと調べてみましたが、当時見た覚えのあるブログにたどり着くことはできず...。発展著しいプノンペンでは、もう閉店してしまったのかもしれません...
一方、僕の知らない2.5ドルビュッフェ(名前はDe Buffet)が北のほうにあるという情報には沢山行き当たりましたので、行ってみるのも良いかもしれません。全く保証はできませんが...。
プノンペン生活たのしんでください!
返信ありがとうございますー!!
返信削除De buffet、先日行ってみたのですが既に跡形もなく…プノンペンはお店の入れ替わりが激しいようですね(._.)
タワーは比較的近くなのでこちらも一度探しに行ってみます!南側ということは、大通りからタワーを見て左側ですね!
数年いる予定なので、またこちらへお越しの際にはぜひランチでも('ω')
ちなみに…私は京大生ではないのですが、吉田寮に住んでいたことがあります('ω')笑
返信削除京大懐かしいです(*´ω`*)
おっしゃる通り、大通りからタワーに向かって左です。入れ替わりの激しい土地なんでしょう。
削除えっ吉田寮でしたか!僕みたいなヤワな京大生よりよっぽど京大ですね!