2016年8月24日水曜日

111カ国にしか承認されてない国へ -ブルガリア5日目=マケドニア1日目=コソボ1日目-


夜中に越境。ブルガリア入国時が怪しかったので不安でしたがちゃんと越境できました。そして朝6時に到着の予定でしたが、このちっちゃいバスやけに疾走するなと思ったら4時に着きました。耳を疑う。もうマジでどうしようもないのでバスターミナルのベンチで寝なおしです。幸い同じ感じの人も多く、問題なかったです。

着いたのはマケドニア共和国の首都、スコピエ。ただマケドニアは今回スルーというか、いわばただのトランジットです。ブルガリアの宿で「次はマケドニア」というと「マケドニアね、何するの?」「ちっちゃいブルガリアやで」「セカンドブルガリアやで」と口々に言われたので、まあとりたてて見るものもないのでしょう。ネットでは「銅像がめちゃくちゃ多い」としか書かれてませんし。

バスターミナルで早速これからのるチケットを確保、バスの時間までの間のちょびっとだけ歩いてみたいと思います。




二階建てバスが次から次へ。

これがマケドニアの国旗
なんか良くも悪くもヨーロッパっぽくないような。
ショッピングモールがあったので入りましたが、ほとんどのお店がやってませんでした。もう9時まわってるのに。

遠くには高いビルも何棟も見える

バスステーションの真上に駅が。
スコピエ駅にいたのでした。一応鉄道の値段も聞いておきましたけどね。

午前10時のバスでいよいよ出発です。目的地、コソボ。首都プリシュティナへ向かいます。コソボ。2008年独立。独立のニュースはまだ記憶に新しいですね。僕ら世代はそこまででもないですが、大人の皆さんはコソボ紛争のイメージがある方も多いんじゃないでしょうか。その、コソボに、行ってみたいと思います。

バスは2時間。さっきみたいなミニバスではなくちゃんと大きなバスでした。中国人のおばちゃんと若い女性2人組が乗ってましたけど観光でしょうかね。まさかおばちゃんがバックパッカーやってないやろし。


ついた
まあこんな気軽に来るぐらいですから予想はついたでしょうけど、いたって平和です。
バスターミナルの両替屋で「このお金(50ユーロ)をコソボのお金に両替してくれ」と頑張って伝えましたが20,10,10,小銭の各ユーロを出されて、ん??と。コソボの通貨はユーロだったのでした。通貨ぐらい調べてから行こうね。
 
屋台のハンバーガー
ケバブチェと同じ味がする塩気の効いたパテとマヨネーズがたっぷり入ったバーガー。2ユーロ。うまい。リーズナブル。

予約していた宿を目指し歩きます。

これはアルバニアの国旗です
コソボという地域はアルバニア人が非常に多く(92%)、ここはセルビアではなく、アルバニア人の土地であるということを示しているんだと思います。ここはコソボであるにもかかわらずアルバニアの国旗はコソボ国旗と同じかそれ以上ほどよく見かけました。セルビアちゃうぞ、と。アルバニア人の土地やぞ、ということでしょう。でもアルバニア領になるわけではなく、コソボ共和国で独立という道なんですね。そっちの方が平和的なんでしょうか。

教会

歩行者天国の並木道
どうでしょう。いたって平和ではありませんか?後で調べてわかったんですが、それぞれマザーテレサ教会とマザーテレサ通りという名前でした。マザーテレサはアルバニア人であり、彼らにとっては特に偉大な人物なんですって。知らなかった。


通りの最後に政府
上にはコソボ国旗。

向かいもこんな感じ。
表題の通りまだまだ111カ国にしか承認されてませんが、とても平和そうで街は活気にあふれてます。「どこが誰の土地」っていうのはデリケートな問題だと思いますけど、とりあえずこの状況を目にすると安心はしますね。

スマホの電池が切れてしまい、人に聞きながら宿を探していると

市場
完全に市場に入ってしまいました。ここもご覧の通り活況です。しかしながら宿が見つからない。。。聞きまくって、歩きまくって、もう見つかりそうになくなったのでPC引っ張り出してスマホを充電、地図を確認すると

ありました。。。
めっちゃ遠くまで歩いてましたが、実はさっき撮った市場の写真に写っていたのです。。。街が四角くないのですぐ方角を見失って大変です。あれ?なんでこっちから出てくるん?みたいな。迷い道くねくねでした。

窓からの景色
目下にはトタン屋根の市場ですが、奥は赤い屋根がどこまでも続いて綺麗です。アルバニア人は多くがイスラム教を信仰しているらしく、モスクが街にも多くあり、尖塔(ウガンダで学習しましたね、ミナレットってやつですよね。)が目立つ街並みです。歩き疲れたのでシャワーを浴びてひとやすみ。

夜のマザーテレサ通り
どうですこの平和さ!夜でもこんなに賑やかで平和。アフリカでは考えられないですよ。ケープタウンですら夜は一人で出歩けないというのに。ちなみにサマータイムなのでこれがだいたい21時前ぐらいだったと思います。

トマトスープと

肉や野菜の入ったクレイパン
あわせて5.5ユーロという格安ディナー。このロケーションで。
どうですか。コソボ、イメージとだいぶ違いませんか?

ちなみに宿は7ユーロです。これまたすごい安い。。。なかなか快適ですよ、コソボ。見るものは何もないようですが。。。



2 件のコメント:

  1. やっぱりコソボの国旗ってインパクトあるよなぁ

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    1. そうやな。国土は描かれへんからな普通。

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